会社概要
会社名 | クワンタービュー株式会社(英語表記 QuantaView Inc.) |
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設立 | 平成17年8月5日 |
事業内容 | 画像処理ソフトウェア、検査装置開発 |
取引先 | コニカミノルタ(株)、(株)神鋼EN&M、(株)タムロン、日本電産サンキョー(株)、トヨタ自動車(株)、オムロン(株)、富士フイルム(株) |
メールアドレス | info@quanta-view.com |
弊社は、創業メンバーが今まで培ってきた技術と経験を最大限に生かし、優れた製品を世に送り出すことを目標に経営しています。特に技術的なレベルは世界レベルであることにこだわっております。撮像技術、画像処理技術、光学技術分野において、世界の最先端の技術で開発し、世界企業と競いあえる会社に成長させていきます。
<ターゲット市場の規模、将来性>
車載、ホーム、モバイル、インフラと広い市場をターゲットとしています。車載については、ターゲットとして、車載用カメラモジュールになりますが、車載用カメラモジュールの市場規模は、現状1000億円程度あり、5年後には、この5倍程度が見込まれます。また、ホーム市場の特にエアコンへの人センサーに大きなニーズがありますが、エアコンの市場規模は、国内でも1000万台規模と非常に大きな市場です。これらのいずれの市場において、人、そして人の振る舞いを検出する技術は、すでに製品への搭載が始まっており、今後とも大きなニーズの増加が見込まれます。
<競合優位性、新規性、独自性>
従来のカメラ画像から顔を認識する顔認識ソフトウェアは、競合他社が開発し、デジカメなどに搭載されていますが、今回の新しいQPDソフトウェアは、人の全身、半身、顔、手などを一度にひとまとまりで画像から検出することができます。この技術によって、顔だけでなく、歩行者や後姿の人、手の動き、などを検出することができ、人の振る舞いをも認識することも可能です。この技術は車載、監視、サイネージ、リサーチ、インフラ系サービスなど幅広い市場に展開することができます。弊社の検出技術は、カリフォルニア工科大学(CALTEC)のベンチマークによって世界第1級と評価されています。さらに、汎用性が高く対象物が変わっても検査できる特徴があります。QPDソフトウェアは計算効率も高くシンプルな計算で、多種類の物体を高速で検出できます。また、弊社の得意とする3次元計測技術は、今後FA分野に広く普及していきますが、人の振る舞いを検出するニーズに対しても、非常に有効です。
<マネジメントチームのプロフィール>
代表取締役の脇は、キヤノンで13年間の研究開発職を経て、その後のベンチャー企業3社にて、新規事業の立ち上げ、事業企画、技術営業と技術職以外の経験を広く積んでおります。在籍した会社はすべて画像技術に関する企業で、画像技術全般に知見を有します。取締役の劉は、博士号を持つ高度な知識を持つ技術者で、光学や物理の知識とソフトウェア開発、装置開発に対する多くの経験を持っています。劉の開発したこの卓球ロボットは、この業界のトップレベルの性能を有しています。2012年に合流した取締役の曹は、情報処理で博士号を取得しています。理化学研究所、豊田中央研究所にて歩行者検出や3次元姿勢推定を開発し大きな実績を残しており、QPD事業の高度な画像認識における中心的役割を担います。
<目指す世界、実現したいこと>
弊社に蓄積された知的資産は、ISP技術、カメラアプリ技術、認識技術、3D計測技術、ジェスチャーコントロール技術などとなりますが、これらは相互に深く関連しています。例えば、3D計測技術と認識技術の融合が、ジェスチャー認識技術を生み出しています。今後もこのように顧客のニーズに合った複合技術を創造し、市場へ浸透しやすい形(ソフトウェア、LSI、モジュール・・・)にして、提供し、世界市場に対して、広く我々の技術を展開していきます。本事業は、まさに高度な複合技術であり、その技術を様々な形態で市場に展開していきます。弊社のメインの事業と位置付けます。本技術を世界的に展開することによって、弊社の技術を大きく普及させるとともに、ユーザーとマシンとを繋げる意義深い事業と考えております。